世界中の猫さん、猫好きのみなさんこんにちは
親猫おがたひろきです。
今回はたいせつな大切な存在の猫さんの、
寿命に関してお伝えします。
関わりのある猫さんが居る方は、
覚えていてあげてくださいね
家猫、半外猫、野良猫(地域猫)で大きく変わる
平均寿命は室内生活の《家猫》で平均15歳。
室内と屋外を行き来する生活の《半外猫》が平均12歳。
完全に屋外生活の《野良猫(地域猫)》が長くて5歳~10歳です。
このように、家猫は平均寿命が長いです。
家に入り食事の心配なく、
気を張る事もほとんどなく、
そして愛をふんだんに受ける猫さんは
長く生きてくれる傾向にあります。
屋外に出るということは、
猫同士のケンカによる外傷、
感染症、交通機関に巻き込まれる可能性などが増えます。
ほとんどを外で暮らすしかない
野良猫(地域猫)さんは、
上記に書いた半外猫さんの危険が、
毎日続きます。
その日ご飯が食べられない可能性も大いにあります。
生まれてきて、母猫の育児放棄により、
はぐれる猫もおり、自力でご飯にありつけない場合は
生き抜くことが出来ません。
愛する猫さんの生活環境を整える事で、
猫さんの一生が大きく変わります。
次の項目では、
猫と人間の年齢換算表をお見せします。
現在の猫さんの年齢(ライフステージ)に合わせて、
生活を整えてあげてくださいね
子猫期
一番元気な時期になります。
また、猫として猫社会のルールを学ぶ時期でもあります。
猫の年齢 | 人の年齢でみると |
0~1か月 | 0~1か月 |
2~3か月 | 2か月~4歳 |
4か月 | 5~8歳 |
6か月 | 10歳 |
下は参考にした協会のホームページに飛びます。
この時期は、かなりの生存競争があります。
生まれたばかりの仔猫が、
まずお母さんに育ててもらえるか。
お母さんが育児放棄をしてしまうことが無ければ望みがあります。
しかし危険の一つには、
一瞬でもはぐれた場合に
カラスに子猫がさらわれてしまうことがあります。
お母さんがお乳をのませて育てた場合だとしても、
兄弟姉妹が多く、
お母さん猫の乳首の場所を取れなかった子猫は
栄養が詰まったお乳を十分に飲めず、
小さな体のまま育ち、
体の免疫も含めて弱い子になってしまいます。
生まれてから約三か月は大切で、
人間でいう人格形成の時期が猫さんにもあり、
そこまで生き残る確率も少ないのです。
さて、めでたく3か月を超えて半年も迎えるころ、
猫さんの体力が付く時期となります。
近年日本の環境では、
外で暮らす猫さんにとって、
増えすぎる事を抑制するため手術を行うことがあります。
※ここに関しては、尺度が難しいので、
あとあとじっくり語りたいと思います。
・オス猫の場合には精巣(せいそう)を取り除く
《去勢》(きょせい)手術
・メス猫の場合には、
卵巣(らんそう)を摘出する避妊手術を行います。
考えの一つとして、
精巣(せいそう)、卵巣(らんそう)を取ることで、
病気になる原因を取り除けるので、
結果、長生きになる。と言われています。

青年期
大人の入り口で、性成熟を迎える時期です。
オス、メスともに12か月(1年)で性成熟します。
猫の年齢 | 人の年齢でいうと |
7か月 | 12歳 |
12か月 | 15歳 |
1年6か月 | 21歳 |
2歳 | 24歳 |
下は参考にした協会のホームページに飛びます。
日本社会において最近では18歳で成人だと変更されましたよね
猫さんについて一昔前まで、1年で人間換算20歳だと聞いていました
子猫期に、精巣(せいそう)、卵巣(らんそう)を取ることで、
野性味がマイルドになり、
人間目線の生活では、家の中で共存しやすくなります。
成猫期
体力が一番充実している時期です。
猫の年齢 | 人の年齢でいうと |
3歳 | 28歳 |
4歳 | 32歳 |
5歳 | 36歳 |
6歳 | 40歳 |
下は参考にした協会のホームページに飛びます。
日本猫種の場合は3歳、
アビシニアン種やロシアンブルー種といった、
見た目でいうと顔の小さい種は活発な気質があり、
平均して5歳くらいまで活発さが見られます。


壮年期
体力が徐々に落ちてくる時期です。
病気が発覚してくるのは、この年代から多くなっていきます。
猫の年齢 | 人の年齢でいうと |
7歳 | 44歳 |
8歳 | 48歳 |
9歳 | 52歳 |
10歳 | 56歳 |
下は参考にした協会のホームページに飛びます。
人間の1日が、猫さんにとっての4日。
どんな一瞬でも寂しい思いをさせないよう
見つめていてあげてくださいね
中年期
《シニア》と呼ばれるのは、この年代からです。
13歳から目、膝(ひざ)、爪などに老化が見られます。
猫の年齢 | 人の年齢でいうと |
11歳 | 60歳 |
12歳 | 64歳 |
13歳 | 68歳 |
14歳 | 72歳 |
下は参考にした協会のホームページに飛びます。
ご飯や、導線も考えたり、
猫さんの性格など合わせて見つめてあげてくださいね。
ジャンプする段の高さを変えてあげてもいいかもしれません。
足腰の筋力維持は健康な長生きに通じます。
老猫期
非常に体調を崩しやすい時期です。
環境の変化や猫だけの留守番は極力控えましょう。
猫の年齢 | 人の年齢でいうと |
15歳 | 76歳 |
16歳 | 80歳 |
17歳 | 84歳 |
18歳 | 88歳 |
下は参考にした協会のホームページに飛びます。
猫は、とても我慢強く、
そして危険が発覚する直前まで変化が見られません…
些細な変化でも、放っておかずに観察してあげてくださいね
まとめ
・家猫、半外猫、野良猫(地域猫)によって、
平均寿命がことなる。
・平均寿命の8割を過ぎたら老猫と言える。
・中年期前半から、幸せな最期への準備を
猫さんにとってもそうですが、
人間にとっても健康でいられる理由が、
猫さん達の健康、存在だと思います。
お互いに存在で支え合い、愛を重ねていきましょうね