世界中の猫さん、猫好きのみなさんこんにちは
親猫おがたひろきです。
ゆっくりのんびり、自由な猫さんにしつけは出来るのか
気になるところですよね
今日は、こんな人に向けて話をしていきます。
- ・オシッコの場所って覚えてもらえる?
- ・災害の時を考えている
- ・噛まれるのが怖い
- ・毛玉ってそのままでも大丈夫?
- ・猫の口臭が気になるけど、歯磨きどうやるの?
まずは、
しつけ自体について
しつけは出来る?
答えを言うと出来ます。
不可能ではありません。
ただし、難しいこともあります。
犬の場合とは違うことも多くあり、
難しそうに思われますが、
意外と初日で覚えてくれちゃう子もいたりします。
猫をしつけることは、
猫さん自身にとっても、
一緒に暮らす人間にとっても
お互いにストレスなく過ごすために必要な事です。
そして、いざ、災害が起きた時、
急病で移動しなければならない時、
などなど、
コミュニケーションが取れている事が大切になります。
では、順番にお伝えしていきます。
猫という生き物を知る
猫さんが犬の場合と違う点は、
基本的に単独行動する生き物であるため、
自分以外との関係においては、
絶対的な順位付けや服従性がありません。
ここが難しいと言われるポイントですが、
猫さんは、犬の場合と違い
飼い主の指示にはなかなか従ってくれないです。
でも大丈夫。それを知っておけば、
焦ることも急ぐことも無いのです。
少しづつ提案していけばいいのです。
猫さんに馴れてもらえればよいのです。
災害時に困らないために!
ハウストレーニング
キャリーを買い、いざという時に入ってくれるように馴れてもらいます。
キャリーを買った後は、しばらく家の中に置いておき、
猫さんが認識して、匂いにも慣れてもらうことが重要です。
キャリーというのはコレ👇
これは、いざ病院に行かなくてはならなくなった際にも役に立ちます。
アドバイスとしては、猫さんがいつも使っている
シーツ、おもちゃ、飼い主さんの
匂いが付いた物を入れておくと良いです。
キャリーに入った後も、なるべく安心してもらえるような環境になります。
そしてこちらの記事も参考にしてください。
猫を拾ったんだけど、どうすればいい?獣医師に見せるまで一連を記載|猫に愛されるブログ (nikenekoblog.com)
※もくじの7をご覧ください。
ハーネスや、リードの着用
こちらもいざという時、災害時、
キャリーを持ち移動したとして、
ずっとキャリーに入ってもらうことも出来ません。
避難先で飛び出してしまい、
猫さんがパニックになっていたら
捕まえられなくなることもあります。
ですから、
事前にハーネスに馴れてもらうこともおススメします。
ハーネスってこういうモノです👇
ハーネス自体にも自分の匂いや飼い主さんの匂いが
付けられていて、装着することにも慣れてもらう。
そして、
一緒に歩いてもらうことに馴れてもらう。
または、
ハーネスを付けた状態で抱っこしたり、
肩に乗ったり。
締め付け過ぎず、
こすれさせないくらいにすることが重要です。
毛が抜けたり、肌を傷めないようにご注意ください。
また、万が一脱走してしまう事も考えて、
このような首輪もあります👇
- 24時間健康記録
- ・食事、水飲み
- ・運動
- ・睡眠、休息
- ・毛づくろい
これらをアプリでいつでもどこでもチェック
しつけのコツ
猫さんが嫌がるようなら無理はさせない。
その時の気分が乗っていない事も考えられます。
そして体調のすぐれない時もあります。
少しづつ、こまめにトレーニングする。
短い時間のトレーニングをちょこちょこ
地道に馴れてもらうことで、
猫さんに受け入れてもらいます。
猫さんの世界では、
子猫の時には母猫や大人猫から教育を受けて育ちます。
自然界の中でもバランスがあり、
地域の中で教育係がいます。
子猫は、親猫や教育係の大人猫と子猫が過ごす中で、
真似をして、毛づくろいを覚えたり、
強くかまないように甘噛みという調節の方法を知ったり、
エサの取り方も教わります。
また、喧嘩を挑んでいなされて、
ストレス発散の役割にもなっています。
大体生後3か月くらいまでに
その多くが行われ、人格形成が成され、
社会性を学びます。
ブリーダーさんや、譲渡会で見ることが出来る仔猫も
3か月を過ぎた子が基本です。
それでなければ、情緒不安定な子になるのです。
さて、トレーニングの話に戻ります。
1度のトレーニングも、短い時間にすることです。
もしも思うように動いてくれなくても怒っちゃだめですよ。
トラウマになると、猫さんはしっかり記憶に刻まれてしまい
覚えてほしい動きをしてくれなくなります。
覚えてくれた時、あなたが思うように動いてくれた時に、
適度にほめてあげる事です。
時には嗜好性の高いおやつをあげる。
これも、過剰にあげ過ぎない事です。
取引に失敗すると、体重の増加や、
嗜好品が先になければ動かなくなります。
もうそうなると動かなくなります….
猫さんにとって良いことを増やす。
人間側のワガママに猫さんを巻き込んではいけません。
愛を持って共存です。
噛み癖の注意
ねこは興味や愛のしるしとして、
あなたの指や腕を噛むことがあります。
しかし人間の指や腕には毛が無いのでとても痛いです。
しかし、冷静に。端的に。『痛い!』と、
少しだけ大きな声で教えてあげる。
そうして猫さんに気持ちを伝えてください。
叫ばないようにご注意を。
子猫の時にもらわれてきたような子には、
飼い主さんが親になり、
甘噛みの訓練をすることがあります。
どういうことかというと、
猫さんが強く噛んで痛い時、
猫さんの首(後頭部の後ろのつまんでの見る皮のあたり)を
強く噛みます。
猫さんが声を出すくらい強く噛みます。
本当に心苦しいのですが、
こうすることで、噛まれることがどれほどいたいのか知るのです。
飼い主さんの話を聞くと、
ツラいから泣きながら教えた。
という方もいます。
しかしそれをしないために、
今後の生活で、なんも強く噛んでしまう
と、あなたが危ういのです。
猫さんとの暮らしが恐怖になってしまってはいけないので、
はじめだけはこらえてご指導ください。
それと注意すべきことがあります。
猫じゃらしのように、
指を使ってじゃれる遊びをしてしまうと、
指は噛みついてもいいんだと覚えられてしまうので、
しょっちゅう追いかけられたり、
手を出していられなくなるので、
ご注意ください。
噛んだらご飯を出す。
この行為もおやめください。
噛めば御飯がもらえると思い込んでしまうからです。
かといって甘えてくれないとご飯を上げないっというのも違います。
定期的な時間や睡眠の時間を見てあげてくださいね
猫さんとの暮らしで困る事としては、
爪とぎもあるでしょう。
爪とぎについては飼い主さんが、
爪とぎ用の段ボールなどで、爪を研ぐ行為を猫さんに見せる。
そうすると、猫さんは真似をします。
👇このようなタイプ
ブラッシング
これは特に長毛種の猫さんとお暮しの方に伝えます。
長毛種は、毛玉が出来やすくなります。
若い猫さんであれば、時間をかけて自分の毛を舐めて
整える事もしますが、なかなか時間がかかります。
老猫さんになると、
自分で舐めて毛づくろいすることもなくなったります。
唾液、ゴミ、などが毛とまとまり毛玉が出来ると、
毛玉の中で菌が発生します。
このままにするのは非常に危険となりますので、
長毛猫さんの場合は
特に飼い主さんがブラッシングをしてあげながら、
毛玉が出来ていないか確認する必要があります。
ですから、ブラッシングを受け入れてもらう為に、
慣れてもらう必要もあります。
マッサージだと思ってもらえるように、
気持ちのいいものとして
お付き合いください。
ゆっくり撫でていると、毛玉にも気が付きます。
猫さんの体に密着したものは腫瘍(しゅよう)
の可能性もあるので慎重に毛を少しづつほどいていきます。
毛先の方で独立していれば、切ってしまっても大丈夫。
歯磨き
猫さんの健康と寿命にとって、
歯は大変重要なポイントです。
歯がしっかりあれば、物を食べられて、脳に刺激が与えられ、
骨、筋肉をしっかり保つことも出来ます。
逆に歯を失った猫さんは急激に痩せ、元気がなくなり、
死が近くなります。
その、歯を守るためには、
歯ブラシも覚えてもらう必要があります。
歯垢、歯石を残さないよう、取り除く事。
歯磨きにより、口臭を防ぐことも出来ます。
しかし、猫さんは口元を触られることが比較的嫌いです。
だから執拗(しつよう)に触ると噛まれてしまう事もあります。
小さなころから、慣れてもらいましょう。
👇歯ブラシのおすすめ
※商品レビューも参考になると思います。
まとめ
- 猫のしつけは不可能ではないが、
- 猫なりのしつけ方がある。
- 犬とは違って服従性は無いので、
- しつけは提案をする感じで
- 猫が嫌がることはしない。
いずれのトレーニングも、
猫さんがおうちに来た初日から行う事をおススメします。
本日紹介した物、まとめ
👇災害時の移動に
👇万能な首輪
👇落ち着く場所にもなる爪とぎ
👇歯ブラシ
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