世界中の猫さん、猫好きのみなさんこんにちは
親猫おがたひろきです。
今回は以前の記事で触れた、
避妊(ひにん)と去勢(きょせい)について深堀していきます。
以前の記事はこちら👇
猫の平均寿命、知っていますか?|猫に愛されるブログ (nikenekoblog.com)
メリット1:病気を防ぐことが出来る。
避妊(ひにん)と去勢(きょせい)手術を受けていない猫は、
乳腺や子宮、精巣の病気になってしまうリスクが残ります。
しかし、最初の発情前に手術を済ませておけば、
これらの病気を防いで長生きしてもらうことが出来ます。
猫の乳腺腫瘍(しゅよう)は、ほとんどの場合悪性で、
死に至る可能性がある病気になるため、
これだけでも大きな意味があると言えます。
医療技術もあわせて、
猫の平均寿命が延びた理由もここにあると思います。
避妊、去勢手術については
各都道府県、市区町村で活かせるものがあったりします。
動物保険が高い現在、
未病につながることで、飼い主さんや見守りさんの
経済的負担も事前に減らすことが出来るはずです。
メリット2:発情によるストレスを減らす
避妊、去勢手術には、
発情によるストレスをやわらげる効果もあります。
ずっと家の中にいる猫にとって、
交尾ができないのに発情を繰り返すのは大きなストレスです。
手術で生殖機能を取り除くことで、
穏やかに暮らしていただくようになります。
発情期を迎えてからだと、
気持ちと体のバランスが崩れることによるストレスも
かなり高まります。
デメリットは?
避妊、去勢手術のデメリットは、
切迫手術の負担のほかには、
ほとんどないと言えます。
しいてあげれば、若干太りやすくなります。
理由としては、
ホルモンの影響や発情行動で消費するはずのエネルギーが、
消費されないから。
避妊、去勢した猫用の低カロリーな食べ物なども販売されているので、
工夫してあげれば問題はありません。
親猫おがたひろきが
浅草に事務所兼工房を移していた時、
駅に通う道で逢えた女の子猫が居ました。
お世話をしてくれていたおばあちゃんとの会話で、
『もうそろそろ、
この子もこの辺で生まれてお世話しだして半年。
避妊手術するんだよ』
なんて聞いていました。
それから数週間して、
その女の子猫に再会。
デメリットとは言えないのですが、
性格が人懐っこい子から、
ガラッと変わってしまい、
触らせてくれなくなってしまいました…
このように、
まれに、性格が変わってしまう子もいます。
そしてやはりこの女の子猫も、
すらっと小柄な仔猫感がある子だったのですが、
もっちりな魅力ボディーになっていました。
それと、まれに、
術後に患部を舐めないように
首にカーラー(エリザベスカール)を付けますが、
患部が治る時のかゆみや舐められない事、
毛づくろいできない事でのストレスを感じる子もいます。
そんなこともありますので、
そばにいて『大丈夫だよ』
『よくなるからね』と、声をかけて触れてあげてください。
まとめ
・乳腺、子宮、精巣の病気になるリスクを減らすことが出来る。
・発情によるストレスをやわらげる効果がある。
・避妊、去勢した猫は、低カロリーの食べ物を。
猫さんとの生活が圧倒的に愛で満たされることを願います。