世界中の猫さん、猫好きのみなさんこんにちは
親猫おがたひろきです。
今回は猫さんに対するしつけの話です。
かなり重要なこころえを話します。
根本を考えれば、
人間も生活様式が大きく変わりました。
そして、猫さん達も野生での暮らしから比べると、
大きく生活が変わってきました。
そんなお互いが一緒に暮らすことは、
明らかに簡単な事ではありません。
それに、お話が出来ません。
それは、人間が忘れてしまった能力なのかもしれませんが…
成猫(せいねこ)になった猫さんは、
人間の子供でいうと
約3歳くらいとしてみる考えがあります。
しかし、
成猫になって3歳から5歳を過ぎた猫さんは
それ以上の知能指数を感じる事もあります。
つまり、ちゃんと人格も、
想いも育ち、持っているのです。
それを考えますと、
本来は、猫さんにしつけというものは
必要が無いと思っています。
ですが、
人間社会で一緒に暮らすことになる猫さんを迎えるからには、
事前に危険を伝えておくことも大切になるでしょう。
猫さんが、
人間の家にたどり着くストーリーはいくつかあります。
実に劇的な事が多いです。
親猫おがたひろきは、
猫さんと飼い主さんの運命を感じるお話を
いくつも聞いてきました。
互いに大切に想い合い共存するために、
今日の5つをお届けします。
1.名前を呼んで叱(しか)る
まず怒る。
これはかなり主観で一方的なのでダメです。
しかし、たとえ叱(しか)ると言っても、
猫さんにとっては、NGな行為となります。
なぜかというと、
まず人間が猫さんに向けて
言葉を伝えられていないからです。
初めから伝わらないと思っている方も
まだまだかなり多いです。
そして名前を呼んで叱ると、
《名前を呼ばれるイコール叱っている。怒られている》
という解釈になってしまいます。
名前を呼ぶのは、
信頼関係を高めるスキンシップの時にしましょう。
2.怒鳴る
荒げた声で何かを言われても、
猫さんは、
何がいけなかったのかもわかりません。
怒鳴るのは何の役にも立ちません。
人間界でもほとんど同じです。
恐怖心を抱かせるように押し付ける行為はNGです。
仮に、しつけられたと思っていても、
それは猫さんがおびえているだけで、
信頼関係には大きな亀裂が入ってしまっただけです。
3.時間が経ってから怒る
猫さんが同じことを繰り返したり、
前回と同じような光景を作り出すのは、
現行犯、つまりその場で注意が出来なかったからです。
蒸し返してあとでその時の事を怒っても、
猫さんにとっては意味が解りません。
これもまた人も同じです。
そして、同じことに対して、
怒ったり怒らなかったりと
飼い主さんの気分で基準を変えるのもNGです。
4.無理強(じ)い
しつけをしても覚えてくれない。
などの理由で、
しつけを無理強(じ)いしてはいけません。
それが続くと、
飼い主さんに近寄れば、
嫌な事が起こると
勘違いされてしまう可能性が生まれます。
このようになるとかなり大きなストレスを抱えて、
毛づくろいが増えて、毛が抜けて、
皮膚も傷付けて炎症して化膿してと、
負の連鎖が起きてしまいます。
基本的な免疫能力も落ち込むことがあります。
やはり猫さんも悲しいのです。
5.犬と比べる。
これは、犬と共存している家庭で起きるのですが、
『どうして〇〇ちゃんは出来るのに、あなたは出来ないの!』
という感じで、犬と比較して猫を怒る。
これはかなりNGです。
人間でも人格形成に問題をきたします。
ペットという言葉で勘違いする人がかなり多いですが、
元々犬という生き物と、猫という生き物は、
全く違う生き方です。
猫は自分で判断し、
単独で行動する習性で生きており、
飼い主さんの思い通りに動かないのが普通なのです。
まとめ
- ・しつけは飼い主さん側のエゴで要求しないこと。
- 共存の心です。
- ・信頼関係に亀裂が入るようなものは、
- しつけではない。
- ・要求や規制だけではなく、
- 褒めることも重要です。
猫さんが自ら選んだ猫生である可能性もあります。
我々人間の想いから生まれた奇跡に居てくれるのかもしれません。
ご飯だって、配慮してあげれば、
健康に、長生きしてくれることも分かってきました。
大切な家族だということを頭に入れて、
猫さんに接しましょうね。
猫にしつけは出来るの?災害時にも困らないためのトレーニング|猫に愛されるブログ (nikenekoblog.com)
⇧こちらの記事では、別の角度から
猫さんへのしつけについてお伝えしています。